おりづるタワー 料金は高いがそれだけの価値あり!

お出かけスポット
しゅうきち
こんにちは。しゅうきちです。

おりづるタワー」は2016年にオープンした広島の新名所。

原爆ドームを眼下に望み、広島の街のパノラマビューが楽しめる展望台です。

なかなか魅力的なスポットですが、こちらの入場料がなんと
大人1名 1,700円とかなり強気の設定。

「高さは50mくらいしかないのに、東京タワーより入場料が高い…」
などという不満の声が上がっているおりづるタワー。

今回は実際に行ってきたので、感想をレポートしつつ、1,700円の価値があるのか分析したいと思います。

もりもり
結論から先に言うと、1700円の価値はあると思いました!開放感のある展望台に原爆ドームに関する豊富な展示など、見所盛りだくさんでした。

おりづるタワー 営業時間や入場料金について

おりづるタワーの基本情報

住 所:広島市中区大手町一丁目2番1号
TEL:082-569-6803
営業時間:10:00〜18:00
休館日:毎月ホームページで公開
入場料金:大人1,700円

おりづるタワーは、原爆ドームのすぐとなりにあります。
広島駅からは広島電鉄に乗り「原爆ドーム前駅」で下車します。

展望台の入場ゲートは、入り口正面にあります。
こちらで入場券を購入。

ちなみにチケット購入当日であれば、展望台への入退場は何回でも自由です。

館内はおしゃれで洗練された雰囲気です。

このビル自体は1978年建築と古いんですが、2016年リノベーションされています。
展望台も2016年にオープンしています。

13階の展望台までは普通にエレベーターで行っても良いし、スロープで行くこともできます。
おすすめは行きがエレベーター、帰りがスロープと案内されたので、そうすることに。

屋上展望台 ”ひろしまの丘”

展望台のある13階に到着。

エレベーターを降りると、カフェがあり飲み物や軽食をオーダーできます。
この日はあいにくのお休み。

奥に進むといよいよ展望台「ひろしまの丘」です。

階段の両側には段差なしで展望台に行くことができる通路もあります。車椅子や足腰の悪い人でもバリアフリー対応なので大丈夫です。

階段を登って見えてくるのは、この景色!
広島の街と山々のパノラマビューがお出迎え。

展望台はウッドデッキになっていて、天井も柱も全てに木材が使われています。

原爆ドームのある平和記念公園や広島市民球場跡地の緑地と調和した雰囲気で、縁側から庭をのんびり眺めるように広島の街を一望可能です。

めちゃくちゃセンスの良い空間になっています。

しゅうきち
この日はあいにくの曇り空でしたが、晴れていれば宮島までが見渡せるそうです。

展望台は中央部が高くて、外側に行くほど低くなるように作られています。
「ひろしまの丘」という名前のとおり、丘のように好きな場所で座って、のんびり景色を楽しむことができます。

カフェで買った飲み物を飲みながら、贅沢な時間を過ごすのも良いかも。

展望台の周囲はメッシュで覆われただけで、完全に外の空気にさらされます。

展望台を通り抜ける風がとても心地よい。

外側から見るとこんな感じです。
装飾や余計なデザインは全くない、極限までシンプルな空間。
心が洗われました。

もりもり
この日は平日ということもありほとんど貸切状態でした。

入場料金1,700円は確かに高いけど、
この展望台にはそれ以上の価値はあると思ってしまいました。

展望台の眼下には原爆ドームがあり、この距離で見ることができます。
上から見ることができるのはこの建物だけかもしれないですね。

周りの綺麗な緑の景色と対照的に、時が止まったかのような痛々しい姿が印象的です。

原爆ドームのすぐとなりのおりづるタワー。
川とたくさんの緑に囲まれるような広島はとても美しい街。

原爆の被害からここまで復興した広島の街を改めて実感します。

おりづるタワーは、オフィスビルだった建物をリノベーションして作られました。

建物を作ったのは、
この近くで創業して原爆で壊滅的な被害を受けた「広島マツダ株式会社」

この建物には「広島の過去、これからの未来を感じてほしい」そんな願いが込められています。

おりづる広場でひろしまを知る

展望台を後にして、ワンフロア下の「おりづる広場」に向かいます。

原爆が投下されるまでの広島、戦後の広島の歩みを、
最新のデジタルコンテンツを使って知ることができます。

原爆ドームとなった「広島県産業奨励館」について

平和記念公園の場所には、普通に街があって人が住んでいたこと

たくさん学ぶことができました。

こちらは、折り鶴を折って「おりづるの壁」に投入するという体験ができます。

折り鶴は「平和のシンボル」として考えられています。

せっかく広島に来たのだから、平和を祈りながら折り鶴を折ってみます。

おりづるなんて、何十年も折ってないわ。折り方忘れた。
という人もご安心ください。

こちらでタブレットが広島弁で丁寧に折り方を教えてくれます。
「折りんさい〜」

日本の平和、世界の平和を祈りながら、
数十年ぶりに折ったおりづる、完成しました。

折ったおりづるは、こちらの「おりづるの壁」に持っていって

自ら「おりづるの壁」に投入します。

下はガラス張りなので高所恐怖症の人は厳しいかもしれません。

折り鶴がひらひらと舞って落ちて行きました。

おりづるの壁は100万羽で満杯になるようです。

投下した折り鶴は建物の外側のショーケースのような場所に保存されています。
誰でも外側から見ることができる仕掛けになっています。

しゅうきち
このシステムよく考えたし、これを実際に大きな建物で実現してしまうというのがすごいですね。

充実のお土産ショップや謎のアトラクションも

帰りは広島のアーティストのアート作品を眺めながら、
スロープをのんびり下りながら帰っても良いですし、

避難用に設置された滑り台をすべって帰っても良いそうです。

そのまま滑るとお尻が痛いので、敷物も貸してくれます。

しゅうきち
折り鶴タワーは至るところに遊び心があって楽しいですね。

1階のお土産店はかなり充実の品揃えでした。

こだわりのお土産がたくさんあって大満足!
広島土産はここでほとんど揃ってしまいました。

スタンダードなもみじ饅頭から、ちょっとオシャレなドレッシングまで。
広島レモンドレッシングはお土産にも好評でした。
私たちはここでお土産を全部まとめて買って、発送しました。

1階のこちら側にはカフェスペースも。

おりづるタワー まとめ

今回は広島の「おりづるタワー」についてレポートをしました。

展望台への入場料はお世辞にも安いとは言えませんが、とても印象に残る風景と体験を楽しむことができました。

おすすめポイント
  • 広島の街を静かに見渡せる、極限までシンプルな洗練された展望台
  • 広島の原爆被害からの復興を長く伝え続けたい、そんなメッセージを感じる建物
  • 改めて平和について考えることができる建物

家族連れ、カップル、一人旅、どんな方にもおすすめできます。広島観光の必見スポットだと思いました。

皆さんもぜひ行かれてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!