タウシュベツ川橋梁ツアーに参加してみた感想

お出かけスポット
もりもり
こんにちは。もりもりです。
今回はタウシュベツ川橋梁に行ってみた感想を書きたいと思います。

こちらの橋の画像、見たことある方も多いのではないでしょうか?
北海道遺産に選定された、北海道の上士幌町にある糠平湖のタウシュベツ川橋梁です。
風景カレンダーの写真にも使われたりしていますよね。

北海道の大自然と人工的なアーチ橋の対比が美しいこのタウシュベツ川橋梁
昔は鉄道橋として使われていたものです。

今回、私たちはタウシュベツ川橋梁のツアーに参加しました。

当初は「本格的な有料ツアーじゃなくても、自分たちで行けないのかな?」と思いましたが

実際に現地に行ってみると、ツアーに参加してとても良かったと感じました。

もりもり
ツアーの内容や感想など、ご紹介していきたいと思います!

タウシュベツ川橋梁見学ツアーの概要

私たちが参加したのは
NPO法人ひがし大雪自然ガイドセンターの「旧国鉄士幌線 アーチ橋見学ツアー」です。

見学ツアーの基本情報

期 間:2022年4月29日〜11月15日(予定)
時 間:1日2回実施。 9:00〜11:30 14:00〜16:30(GW期間やお盆期間は回数が増えるようです)
料 金:大人1人4,500円 小学生3,000円(小学生未満は参加不可)
予約方法:前日までにメールで予約。定員16名。

集合場所は糠平温泉文化ホールという施設です。

上士幌町の市街地からは車で20分ほど、ぬかびら源泉郷という温泉街にあります。

集合した後、ガイドの方から簡単な説明があります。
その後グループに分かれて車に乗り込み、タウシュベツ川橋梁へと向かいます。

もりもり
参加してみての注意点をまとめておきますね。
  • 集合場所は若干分かりにくいです。カーナビでは地点登録できないので事前に確認しておきましょう。
  • 周囲にコンビニなどはありません。必要なものは事前に調達しておきましょう。
  • ツアーでは屋外に2時間ほどいることになります。標高の高い山の中なので暖かい格好で行きましょう。

見学ツアーのおすすめポイント

ツアーでは、橋のすぐ近くまで行くことができます。

色々な構図で写真を撮ったり橋の大きさを感じたり、とても楽しめました。

もりもり
自由時間は40分ほど。散策していたらあっという間に時間が経ってしまいました。

ツアーに行ってよかったポイントを4つ紹介していきます。

私達が参加したのは、2021年5月 のゴールデンウィークです。
橋の状況などは現在と異なるかもしれないのでご了承ください。

理由① 林道に入る許可証を取る手続きがいらない

ツアーに参加せずとも、車でタウシュベツ川橋梁まで行くことはできます。

しかしその場合、タウシュベツ川橋梁まで続く林道に入るために、車両通行許可証と鍵が必要とのこと。
こちらの許可証をもらうためには、平日の8時半〜17時に役所(森林管理署)に行く必要があります。

休日に気軽に行きたい場合は、手続きがちょっと大変ですよね。
その点ツアーなら、集合場所まで行けば、そのまますぐ連れて行ってもらえます。
帰りも手続きいらずでそのまま帰れます。

理由② 自家用車が傷だらけになる心配がない

タウシュベツ川橋梁まで車で行く場合、きちんと舗装された道はありません。
砂利道の林道を通る必要があります。

もりもり
林道はガタガタで水たまりだらけ。車が傾いたり細い道を通ったり・・・けっこうハラハラしました。

私達が行ったときは、ツアー参加者が20名ほど。
複数台のワゴン車に分かれて、ガイドさんが運転して連れて行ってくれました。

時期にもよるのかもしれませんが、自家用車だったら「うわぁ傷がつく〜」と気になって
進むのに時間がかかりそうだなと感じました。

しかも林道は車がすれ違うのも難しそうな幅。
崖に沿って進みますがガードレールもありません。
運転に自信のある方でもハラハラして行くまでに疲れてしまいそうです。

それなら慣れているツアーガイドの方に運転してもらい、
タウシュベツ川橋梁の景観を満喫することに力を注いだほうがいいと思いました。

理由③ 長靴をレンタルできる

タウシュベツ川橋梁に行くには長靴は必須アイテムです。
ツアーだと長靴を貸してもらえるんです。

タウシュベツ川橋梁にたどりつくまで、近くに車を停め、降りてから数分歩くんですが、
そこの道もけっこうぬかるんでいました。

しかも橋の近くに行くためには、小さな川を渡らなければなりません。

もりもり
長靴じゃないと途中で気持ちが折れて、辿り着けなかったと思います。

荷物で長靴を持っていくのって大変だし、考えただけで面倒くさくなってしまいそうです。笑

私はそもそも長靴を持っていないので、わざわざ買うのも面倒だし、借りられてとても便利だな〜と思いました。

サイズも豊富に用意されているので、サイズが合わない心配もなさそうです。
自分に合った長靴をレンタルできました。

理由④ 個人で行くのはクマが怖い

やっぱり大自然の中なので、ガイドさんやツアー参加者の皆さんと大人数で行った方が安心だなと思いました。

ツアー集合場所の近くの公園にはシカさんが普通に歩いていて、芝生を食べていました。

もりもり
人間が歩いていても、全然逃げ出さないのにはびっくりしました。

タウシュベツ川橋梁を自由に見学しているときも、近くまでシカさんがやってきました。

ガイドさんがいてくれたので安心していましたが、
やっぱり近くまで来るとちょっと怖いんじゃないかな〜と思いました。

まぁシカさんなら大丈夫ですが、やっぱり北海道ですので、クマさんもいると思います。

クマさんなんてのんきに言っていられるものではないですよね。
安心して大自然を堪能できたのは、ツアーのおかげです。

タウシュベツ川橋梁見学ツアーのまとめ

さて、実際にタウシュベツ川橋梁の近くに着いてみて・・・
感想は・・・“本当に来てよかった〜〜〜!!!” でした!!!

写真で見るとすごいと思ったのに、行ってみると意外とがっかり・・・と
いうスポットはけっこうあるものですが、

タウシュベツ川橋梁は写真以上の迫力と感動がありました。
とにかく異世界で、こんな場所があったんだ・・・と、とても感動しました。

ガイドの方に寄ると映画の撮影などでも使われるそうなのですが、納得です。
Mr.Childrenの「Documentary film」のMVでも使われていました!

ちなみにこのような自然の枝を活かした杖が置いてあり、そちらを使うことができます。
また、ガイドさんと行くと写真を撮ってもらうこともできるのでよかったです。

よく見ると、橋の近くに細いロープが張ってありますが、景観を邪魔していません。
倒壊の恐れがあるためですが、思ったより近く、橋のそばまで行くことができるんです。
私達が行った時期は水がなかったので、下まで降りることができましたし、橋の右も左もどちらにも降りることができました。

残念ながら道が整備されているわけではないので車椅子などではたどり着くのは難しいと思います。
ですが、おばあちゃんとお孫さんもツアーに参加されていました。
山を登るなどの苦労をすることもなく、このような絶景を見られるのはすごいと思います。

このタウシュベツ川橋梁と同時期に作られた橋も、ツアーのドライブ中に見せてもらいました。
その橋はそんなに劣化している感じはなかったです。
やっぱり、タウシュベツ川橋梁は水の中に入ってしまう期間があるので、劣化が激しいのだと教えてもらいました。
このような話を聞けるのも、ツアーならではですよね

私達は水のない季節に行きましたが、どの季節に行っても、楽しめると思います。
北海道に住んで20年近く、いろいろな場所に行っていますが、
その中でもこちらはベスト5に入るくらいの大満足スポットでした!

皆さんもぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!